(4) 詳細船種/船型構成
ここでは、さらに貨物船の詳細船種(添付資料1参照)について船型構成を航海数及び船舶数について集計した。
1] 航海数でみた貨物船の詳細船種/船型の構成を表2.4-5に示す。
詳細船種別では、雑貨船(General cargo)36.6%、コンテナ船(Container)30.7%、バルクキャリアー(Bulk)16.8%及び自動車船(Vehicle)4.6%の順となっている。
貨物船のうち、大きな割合を占める雑貨船、コンテナ船、バルクキャリアー、自動車船及び冷凍船について、船型別に航海数及び船舶数に分けて集計し、表2.4-7に示す。
雑貨船では、最も多い船型は航海数、船舶数ともに3,000〜9,999GTであり、累積比率でみると、10,000GT未満の雑貨船が航海数では88.4%(全貨物船52.7%)、船舶数では77.0%(全貨物船37.7%)となっており、全貨物船の場合より小さな船型の占める割合が大きい。1隻当たりの航海数でみると、全般的に全貨物船の場合より航海数が多い。
コンテナ船では、最も多い船型は航海数では3,000〜9,999GTであり、船舶数では30,000〜99,999GTであるが、航海数では3,000〜9,999GT、10,000〜29,999GT及び30,000〜99,999GTの船型に分散しており、この3船型では航海数にあまり差がない。