(7) 月別の航海数の変化
図2.3-7は、全船舶のODデータの、日付に基づく月別の航海数(「前寄港地→寄港地」のデータは寄港地の寄港開始日が、「寄港地→次寄港地」のデータは寄港終了日が属する月別のODデータ数)の変化を総数及び航跡数の多い上位3船種(貨物船、タンカー及び液化ガスタンカー)について示したものである。なお2.2.5に記載のとおり、対象港は広範囲にわたっており、対象港が遠隔地にある場合は、実際に日本周辺海域を航行した日付はODデータの日付の前月又は翌月となることも考えられる。
図2.3-7をみると、総数では、最も航海数の多いのは10月の18,827航海であり、最も航海数が少ないのは2月の15,414航海であった。年間総航海数は210,780航海であり、月平均では17,565航海となる。
また、総数の変化傾向は、約8割を占める貨物船による影響が大きく、タンカーや液化ガスタンカーの月別変化による影響は小さい。