日本財団 図書館


2.3 日本周辺海域航行全船舶の状況

(1) 動静

表2-3-1は、日本周辺海域を航行した船舶(呼称:全船舶)の航海数を、仕出港(O:Port of Origin)及び仕向港(D:Port of Destination)のゾーン別に集計したものである。

これをみると、日本の内水内諸港間航行を除く各ゾーン間の航行としては、日本の諸港間の航海数の割合が約19%、日本の諸港と外国の諸港との間の航海数が約20%、日本の諸港に寄港した船舶の航海数の割合は約39%を占めている。日本を除く極東ゾーン(図2.2-2のゾーン分類がEastAsia、並びにOD総括表見出しの仕出港又は仕向港のゾーン分類がEastAsiaで示されているゾーン。以下同じ。)の諸港と日本の諸港との間の航海数の割合は約12%であり、日本を除く極東ゾーンの諸港と日本以外の諸港との間の航海数は約35%で、両者を合わせると約47%を占めている。また、東南アジアゾーン(図2.2.2のゾーン分類がSE.Asia、並びにOD総括表見出しの仕出港又は仕向港のゾーン分類がSE.Asiaで示されているゾーン。以下同じ。)の諸港は、日本の諸港との間の航海数が約3%、日本以外の諸港との間の航海数が約3%で、両者を合わせると約6%を占めている。

 

なお、動静の説明(上記、2.4(1)、2.5(1)、(4)、(5)、(6)、2.6(1)及び2.8(1))において、航海数のゾーン別割合とは、仕出港についてはOD総括表右端の欄に示すゾーン別航海数集計を総計で除した値、仕向港についてはOD総括表下段の欄に示すゾーン別航海数集計を総計で除した値である。さらに、諸港間航海数のゾーン別割合、仕出港又は仕向港とするゾーン別割合とは、同じゾーンの仕出港、仕向港のゾーン別割合を平均した値である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION