総括表や添付資料の集計表に記載の船籍国のうち、パナマ、リベリア、バハマ、シンガポール、キプロス、バヌアツ、ホンジュラス等は代表的な便宜置籍国である。
「船協海運年報1998」((社)日本船主協会)によれば、1997年の日本の海上貿易量は輸入101,932千トン、輸出775,908千トンで、そのうち日本商船隊(日本籍船+外国用船)の輸送量は、輪入が日本籍船1,975千トン、外国用船38,068千トン、輸出が日本籍船128,355千トン、外国用船414,372千トンとなっている。
また、1997年7月1日現在、日本商船隊のうち日本籍船は182隻、12,376千総トンであり、1997年6月末現在、日本商船隊のうち外国用船の船腹量は1,874隻、55,054千総トンであり、その船籍国別の内訳は表2.2-1に示すとおりである。