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7. 間伐

 

林に樹木が多すぎると、日光が不足するので、樹木は上へ上へ伸びようとして健全に生育しません。また、自然的な生態系遷移を行うので、目的とする林相とは違ってくる可能性があります。

その林をどのようにするかの目的に従って、不必要なものや過剰なものを選抜的に切り取るのが間伐(または除伐)です。

 

■ノコギリの使い方

下刈りの場合と同様、利き腕側が上斜面になるように構え、足場を確かめて、できるだけ根元から水平に切ります。細い木は、切り口と反対の方向へ少し倒しながら切ると楽に切れます。大きい木は、まず倒す方向を決め、倒す側を1/3ほど切り、その1cmくらい上を反対側から切ります。

特に大きい木は、倒す側にV形の切り込みを入れると、倒れる方向が確かとなります。中級者までは、ノコギリでまず斜めに切り、その下を水平に切るのがよいでしょう。上級者はまずノコギリで水平に切り、その上をオノでV字に切るか、オノだけでV形に切ります。木が傾き始めたら、2人ほどで倒す方向へ押してもらうとよいでしょう。木が倒れるときは、木が跳ねたり、潅木を跳ね飛ばしたり、枯れ木を倒したり、枯れ枝をなぎ落としたりすることがあるので、これらも考えに入れて、倒れる側に人が居ないことを必ず確認します。切り株の上へ倒すと、倒れた木が跳ね上がって危険なので、絶対に避けます。

 

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樹木は多すぎるとモヤシ林になる

 

 

 

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