2) 景観の修景
浮野の里の景観が優れている点は、伝統的な景観資源が継承されているだけでなく、景観破壊につながる新しい構造物、工作物、看板類などの要素が比較的少ないことにある。このため、いっそう浮野の里の原風景が輝いて見えるのである。しかし、域内を細かく見分していくと、部分部分で景観にそぐわないマイナス要素が散見される。こういう部分をきめ細かく改善していくことで、浮野の里の景観の質はさらに向上する。ここでは、修景による改善方法の基準をまとめる。
この場合の事業主体は基本的には行政であり、ボランティアでできる作業については葦の会が担当することもあり得るだろう。