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6-2 整備計画

 

1) 拠点施設

 

浮野の里の利用と管理運営の拠点になるとともに、来訪者、地域住民、葦の会会員など、さまざまな人々の交わりの場となるところである。設置適地は、アクセス道路の状況と用地の確保のしやすさから、ちりじ野の表口正面付近が望ましい。

なお、施設を充実させるにはある程度の広さを確保することが望ましく、そのためには既存の田堀を埋め立てる部分がでてくる。このため、施設整備の際に、残された田堀と結びつけるかたちで新たに田堀を造成する。

ここに設ける施設は、センター施設、駐車場、公衆トイレ、緑地広場など。

 

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図6-3 拠点施設の配置模式図

 

・センター施設

施設に入れる機能は、利用情報フロア、展示フロア、休憩フロア、体験・研修室、管理室(案内カウンター)、会議室、活動準備室(ボランティアルーム)、トイレなど。

付属施設として外部に器材収納庫。

・駐車場

センター施設に隣接して駐車場を設ける。既設の駐車場も取り込み、ふだんは使用しないが、行事等による集中利用が発生するときに開放する。学校の体験学習の受け入れを想定した場合、大型バスの進入がありうるが、現状ではアクセス道路に問題があるため早急に対処法を検討する必要がある。

 

 

 

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