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教育・研究図書有効活用プロジェクト

 

このプロジェクトは、日本の企業や大学・研究機関、出版社などの協力を得て図書を収集し、図書の内容・分野を整理の上、海外の大学・研究機関等に寄贈して、教育・学術研究に活用してもらうと共に、相互理解の促進と友好親善の増進に貢献するものである。

なお、寄贈対象先は当分の間、中国の大学に絞って実施することにしている。

平成12年度の実施内容は、次のとおりである。

 

1. 実施内容

 

(1) 図書の収集

関東及び関西地区の専門図書館協議会の会員、大学、出版社、トランクルーム業者、関連研究機関、その他の関係者等に対してFAX、手紙、電子媒体等、図書提供を依頼し収集した。

また、マス・メディアを通じてプロジェクトの趣旨を紹介することにより、図書提供者の幅を更に広げた。

図書収集冊数 約103,000冊 [提供者 85機関(者)]

 

(2) 寄贈対象図書の選定・調整

寄贈図書について寄贈対象大学の教育・研究分野、地域性、蔵書内容等を考慮し、大学毎に特徴付けを行い、当該分野の図書の拠点・重点大学として、センター的役割を果たす大学の形成を目標として図書の選定を行った。

この図書選定の基本的な考え方を対象大学に説明すると共に、選定図書の内容を提示し調整した。

 

(3) 図書の寄贈

 

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