8月3日(木)
○本日のスケジュール・内容
1) 出国
2) フィリピン入国
3) 懇親会準備
1) 出国
全生園を出発し、成田に向かう車中で、ふと窓の外に目を向けると、丁度、オレンジ色に輝く朝日が昇ってくるところだった。今日も日本は暑くなりそうだ。フィリピンの気候はどうだろうか?
前日の晩、フィリピンに行くメンバーのニックネームを考えたが、この日はまだ皆なじめない様子であった。(しかし、この旅が終わる頃には、すっかり定着していた。ニックネームは、コミュニケーションを図る上で、大いに役立ったと思う)
2) フィリピン入国
緑が多い!飛行機が着陸するときに窓から見た初めてのフィリピンの印象である。自分が思っていたよりも豊かに見える。空港、および周辺の道路はきれいに整備されており、日本と変わらない気さえしたが、英語とタガログ語の大きな看板と、ムワッとした湿度の高い空気が、やはり東南アジア・フィリピンを感じさせる。
空港から、我々の滞在するホテルまではバスで1時問弱かかった。道路が混雑すると、2時間〜3時間とかかるそうで、バルア先生曰く、「とてもラッキー」であったそうだ。空港から少し離れると、建設途中なのか取り壊し中なのかよく分からない鉄筋が丸見えのビル、古びた看板の(多分)店等が立ち並ぶ通りがまっすぐに続く。派手な色で塗られたジプニーといわれる乗り合いバスが何台も走っている。地元の人の足だそうだ。それらはエアコン無しで、我々の乗るWHOのバスの快適さが申し訳ないくらいである。
途上国ではよく見られる光景だが、ここでも渋滞や信号待ちで止まっている車の間を縫って物売りがやってくる。バナナやタバコ、キャンディーを売っているようだ。売り子は、小さな子どもから若い男性、おじいさんと様々である。炎天下の昼間、車の排気ガスにまみれて働いて、果たしてどのくらい売れるのであろうか?マニラの別の場所では、自転車に乗ってアイスクリームを売るおじいさんを見かけた。売れているのを見てほっとした。
ホテルに近づくにつれて街並みはきれいになっていく。イベントホールや省庁、各国の大使館など大きな建物が目に付くようになった。道行く車も、気のせいかボロ車は少なくなったようだ。ファーストフードの店が多いのには驚いた。
3) 懇親会準備
渋滞がなかったため、予定より早くホテルに着いた私たちであったが、その後も以下のように盛りだくさんなスケジュールであった。