「マイリビング」
古い民家を再生
古い民家には、素朴で重厚な空間構造や歳月を経た木の風情があります。そんな古い民家の一部を再利用したり、現代風に組み立て直して住む人が増えています。
戦前の日本の住宅は質のいい木材が多く使われており、4世代が100年住む事も当たり前でした。しかし高度経済成長と共に、住宅も細くて安い新建材の利用が主流となり、現在の日本の住宅の平均寿命は25年といわれています。こうした中で、建築家や古材を扱う業者は売り手と買い手を結ぶ窓口を設けたり、ホームページを開設し、古い民家の再生に力を入れてきています。