「新春特集2」
覆面ブランド
これまで商品名とその会社名とは、私たちのイメージの中でしっかりと結びついていました。例えば、自動車の「カローラ」と言えばトヨタですし、家電の松下は「ナショナル」や「パナソニック」と言ったブランドで販売しています。いくつかのアパレルメーカーも、男性や女性さらに年代などのターゲットに応じて複数のブランドを展開してきました。ところが、最近では企業名を前面に出さずに「出所不明」を演出した商品やお店が増えてきています。こうした「覆面」事情の一端をお知らせしましょう。
化粧品の場合…景気の低迷が長引き、化粧品市場も冷え込んでいます。若い人たちは目新しい海外ブランドにすぐ飛びつくため、国内メーカーはその流れを引き戻すのに苦心しています。