これまでに高齢化社会を迎え、タクシー運転手にお年寄りが多数採用されたという「真心サービスオジンタクシー」や、離婚が増えたら結婚式はこうなるという「またも華々しき華燭の典」などを作りました。坂本竜馬や近藤勇らがゴルフをする「ゴルフ夜明け前」では、83年芸術祭大賞を受賞。また小道具は扇子、手ぬぐいという落語の枠を外し、舞台で実際に料理をしながら演じる「すき焼き」も作りました。
125話を残すには最低150話は作る必要がありますが、テレビを見ていても人としゃべっていてもアイデアが湧いてくる時があるとか。会が終わるまで3年半はかかる予定ですが、「上方落語の歴史に1ページを加えられたら」と話しています。