プリンクマンインデックス
一日の煙草の本数×喫煙年数
400以上の人は発癌率が高いとされる
(3) 中年期の健康管理
以下、少しこころの健康の問題に関係することを中心に、中年期の健康管理について述べてみることにします。
中年というのは、何才ぐらいをいうのか、大変あいまいですが、一応の年齢や、またこのころを思秋期という人もあるというようなことは、前に出てきました。寿命が延びて、高齢化社会になってきていて、かなりの高齢でも働いている人もありますし、高齢者の身体的、精神的な問題もいろいろありますが、ここでは主として、職場のという点から、中年期ということにしぼって考えることにします。
中年期の特徴というのを簡単に表示してみましたが、多少の説明を加えることにします。
中年期―思秋期の特徴
精神疾患そのものは少なくなる
成人病を含む身体疾患が増える
糖尿病、高血圧、心疾患などの、慢性疾患
軽症うつ病が増える
老化傾向に伴う心身の不調
柔軟性が低下する
“ミドルエイジの危機”
前にいいましたが、成人病(生活習慣病)といわれるものが次第に増えてくることは確かですが、一方で、いわゆる精神疾患、特に狭い意味での精神病の発症は少なくなってくるといわれています。