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中西智子

三重大学教授

 

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国立音楽大学卒業後、1974年三重大学教育学部に就職。幼稚園と小学校の教師を目指す学部学生へ音楽教育学概論、幼児音楽研究などを講義、学院生へは教育実践特論(音楽文化論)を講義している。研究テーマ《幼児期における音楽教育》では、絵本「音を作ろう」(共著・福音館書店)、「表現」(共著・福村出版)など、学会誌論文・学術論文など多数の著書を出版している。

また研究テーマ《生涯学習を視野に異世代交流の音楽活動》では、著書「21世紀の太鼓のダイナミクス」前田教育会、学術論文は、三重県内のわらべうた・伝統芸能の伝承研究を始め、太鼓文化を『伝統』と『創造』の観点からまとめた論文多数。兼業では、幼稚園子育て支援推進連絡会助言者(文部省)、三重県青少年育成県民会議理事、三重県青少年育成センター運営委員長、みえこどもの城運営委員長、(財)三重県文化振興事業団評議員などを務める。

1984年「日本保育学会研究奨励賞」、1994年三重千人太鼓代表として「三重県平成文化賞」をそれぞれ受賞している。

 

西角井正大

実践女子大学教授

 

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1932年埼玉県に生まれる。国学院大学大学院修士課程。文化財保護委員会文部技官を経て、1966年国立劇場へ。芸能部演出室に属し、22年間民族芸能と琉球芸能のプロデューサー・ディレクターを務める。この間、1977年に「日本の太鼓」公演をスタートさせ、12年間担当。以後調査養成部長、芸能部長を歴任し、1998年退職。

現在、実践女子大学教授(文学部美学美術史学科)、国立劇場参与、財団法人日本太鼓連盟理事。

太鼓に関し「日本の太鼓」「太鼓打芸」「女が打つ−現代太鼓史略」などの論稿があり、“小松どんどんフェスティバル”“オタイコ響”“富士山太鼓まつり”“川口初午太鼓”などのコンクールの審査に当たる。著書に「日本の民族芸能」「民族芸能入門」「祭礼と風流」ほか。作品「マムヤ感愛」「恋の鱗」は文化庁芸術祭賞(舞踊部門)。

 

古屋邦夫

(財)日本太鼓連盟技術委員会委員長

 

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1級公認指導員・長野県太鼓連盟事務局長

1948年9月14日岡谷市に生まれる。

1967年6月御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓暦33年を数える。

1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。

1978年10月長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い、多くの海外チームを指導している。

1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2千人太鼓等の指導を行った。

現在、財団法人日本太鼓連盟技術委員会委員長として活躍している。

 

(五十音順・敬称略)

 

 

 

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