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「犯罪被害者支援センターみやぎ」の活動

 

◆平成12年中の活動結果を紹介いたします。

○電話相談等受理状況(H12.5/9〜12月末現在)

 

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(1件当り平均16分)

 

○特徴的傾向

・女性からの相談が6割以上(63.5%)を占めています。

・半数(50.0%)が被害にかかる相談でした。

内訳

暴行被害…8件(21.6%)

脅迫被害…1件(2.7%)

恐喝被害…1件(2.7%)

窃盗被害…2件(5.4%)

強姦被害…4件(10.8%)

わいせつ被害…3件(8.1%)

痴漢被害…3件(8.1%)

詐欺被害…3件(8.1%)

ストーカー被害…1件(2.7%)

セクハラ…2件(5.4%)

交通事故(一般)…3件(8.1%)

その他のトラブル…6件(16.2%)

・働き盛りの世代からの相談が目立ちました(20〜40代が54.1%)

・県内居住者からの相談が約8割以上(82.4%)を占めていますが、県外からの相談等(6.8%)も寄せられました。

・相談受理後の措置をみてみると、約半数(46.0%)は、相談員の助言等により納得して終結していますが、警察等の関係機関を紹介したり引継ぎをした相談も約4割(39.2%)となっています。

・相談受理時間は、最長1時間に及ぶ相談もありましたが、1件あたりの相談時間は約16分となっています。

 

○今後の課題

・この種相談は、対象者が一人で悩み、潜在していることが懸念されることから、今後多くの機会をとらえ、広報啓発に力を入れ、当支援センターの活動及び活用の周知を図っていく。

・今後、面接を希望する相談者も多くなることが予想されることから、今まで以上に適切に対応すべく体制の充実を図っていく。

・関係機関・団体とのきめ細やかな連携を図るための連絡体制(ネットワーク)の構築に努める。

 

 

 

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