負傷した女性は、左肋骨骨折により約1ヶ月の入院治療と診断された。
◎主たる海難の原因 見張不十分
〔事例3〕乗揚
平成11年7月18日、モーターボートS号(3名乗船)は、三重県長島町の木曽川においてウェイクボードを曳航して遊んでいたが、波がなくスリルがないため、木曽川河口沖に移動したが、船長が付近の地形を全く知らずに航走していたため、干潮時のみ露出する導水堤に気づかずに乗り揚げた。
S号は、満潮を待って自力離礁するつもりであったが、一向に離礁できる様子がなく、航行中の漁船に救助を求め、引き下ろされて定係港まで曳航された。
◎主たる海難の原因 水路調査不十分
〔事例4〕乗場
平成11年8月3日、モーターボートA号(3名乗船)は、三河御津マリーナを出港し、伊勢湾方面にクルージングに向かい、松坂港に寄港してから帰港中のところ、佐久島付近の浅瀬に乗り揚げた。
A号は、東寄りの風波により佐久島南東の岩場に圧流され、乗船者は退船して岩場に飛び降り、救助を求めた。
当庁に救助要請が入り、巡視艇が地元漁船と協力して乗船者を救助、A号の船固めを行い、後日、A号所有者手配の業者により撤去作業を行い、一色港に搬送され解体処分とされた。
◎主たる海難の原因 船位不確認
〔事例5〕浸水
平成11年3月27日、モータボートO丸(1名乗船)は、魚釣りをするため大井漁港を出港し、大井漁港沖においてアンカーを入れて釣りをしていたが、釣果が思わしくないため、アンカーを揚げて釣り場の移動をしていたところ、突然、船首から白波を受けて瞬時に浸水して航行不能となった。
0丸船長は、沈没するものと思い、自ら船体を裏返しにし、船縁につかまって救助を求めた。
遊漁船が、付近海域を航行中にO丸を発見して乗船者を救助し、大井漁港まで曳航した。
◎主たる海難の原因 気象・海象不注意