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(3) 安全運航要領

この要領は、運輸省船員局長から昭和49年7月19日付けで通達されたものですが、安全航行を確保するため、ぜひ励行しましょう。

 

出航前の船体および設備の整備点検

1. 長期間使用していない船舶を使用する場合には、整備工場、マリーナ等において、専門の技術者により十分な整備を受けること。

2. エンジンの整備を十分に行うとともに船体の破損の有無、操舵装備の具合、エンジンの異常音の有無等についての点検をあらかじめ必ず行うこと。

3. 船体に、船名・所有者名筆を必ず明示しておくこと。

4. 次の装備品を確認しておくこと。

アンカー、アンカーロープ、バトル、ボートフック、コンパス、海図、予備ロープ、工具類、バケツ、あかくみ、消火器、救命ブイ、救命胴衣、非常信号用具

 

航行計画の作成

1. 事前に必ず航行計画を立てること。

2. 乗船人員、航行時間、速力、船舶の性能、燃料消費量その他を総合的に判断して、無理のない航行計画にすること。

3. クルージングの場合はもちろん、それ以外の場合にあっても、できる限り集団航行を行うよう計画すること。

 

出航時の注意

1. 航行計画、行動範囲、帰港予定時刻、乗船者の氏名、出港後の陸上への連絡の方法等を家族、マリーナの管理者等に知らせておくこと。

2. 航行当日の天気予報には、特に注意し、無理な出航は絶対しないこと。

3. 夜間の出航は、できる限り行わないこと。

4. 燃料は十分に積み込み、また、必要に応じ予備燃料を携行すること。

5. 船体および装備品の整備を改めて行うこと。

 

乗船に際しての注意

1. 酒気を帯び、または正常な運転を妨げるおそれのある薬物を服用して乗船しないこと。

2. 救命胴衣を必ず着用すること。

3. 定員を厳守すること。

4. 艇と桟橋との間隔、艇の揺れ等を確認して、中央座席部から安全に乗り組むこと。

 

 

 

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