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新年のごあいさつ

(社)中部小型船安全協会 会長 関谷崇夫

 

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新年明けましておめでとうございます。

会員の皆様におかれましては、二十一世紀の幕開けとなる年頭にあたり、新たな希望、大いなる期待を抱き、新年を迎えられたことと存じます。

旧年中は、当協会に絶大なるご支援をいただき、心からお礼申し上げます。

当協会も昭和五十二年の設立以来、二十四年目の新春を迎えることとなりました。今年は新世紀への期待感もあって、消費マインドも上向き、昨今脚光を浴びている情報技術などを中心に経済の活性化にも明るさが見えてくるものと思われます。

そうした中、余暇時間の増大もあって、アウトドア型レジャーは、若年層から中高年層まで年々広がりをみせています。

海洋レジャーにおいても、量的・質的に益々多様化・高度化の様相を呈しており、この中部地区でもモーターボート、水上バイク等の保有隻数は年々増加しています。

こうした傾向は、大変喜ばしいことではありますが、その反面、初心者の知識不足やマナーの低下も著しく、海難事故や人身事故、漁業関係者とのトラブルなどの増加傾向が懸念されるところです。

昨年夏の船舶レジャーでの事故件数は三百四十二件、救助を必要としたケースは七・八月を通じて前年比五割増の三百四十二隻となって、海上保安庁が統計を取り始めた一九七五年以来、過去最高という事態となりました。

その対策として、運輸省ではプレジャーボートなど小型船舶の乗員・乗客にも救命胴衣(ライフジャケット)の常時着用を義務付ける方向で検討を進めていますが、健全な海洋レジャーの発展を図るための第一は、個々の安全意識の高揚と自覚であることは異論のないことと思います。

当協会としましても、海上安全パトロールと海上安全指導員による現場指導、安全講習会などの一層の充実により、小型船舶の安全確保に向けて積極的な広報活動及び啓蒙活動を推進してまいりたいと存じますので、皆様の一層のご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

おわりに、当協会会員の皆様方の本年のご活躍とご健勝を祈念いたしまして、新年のご挨拶にかえさせていただきます。

 

 

 

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