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統括推進員は、海洋環境保全思想の周知・啓発活動を有効に行うために、各推進員に対して活動に必要な知識及び情報の提供を行うとともに、推進員間の活動の連絡・調整等を行い、推進員が行う周知・啓発活動をリードする。

2] 推進員

全国の98支部及び1地方本部(沖縄地方本部)に、海上保安庁の推薦を受けた一般市民570名を「推進員」に指名して配置する。

推進員は、各地域に密着した活発な活動を展開する。

(3) 会議・講習会の開催

1] 推進員連絡会議

全国の支部単位で、年度当初に開催する。

会議は、前年度の反省、地区海洋環境保全推進運動方針等、今年度の推進運動の活動計画などについて、所轄部署の指導を受けて、推進員、統括推進員及び所轄海上保安部署の担当官を交えて実施する。

2] 地区ブロック会議

98支部を全国17ブロックに区分し、ブロック単位での会議を年度後半に開催する。

支部間の連携を図り、各地区の推進員の啓発活動を活発化させていくため、ブロック内各支部の活動目標、活動状況及び結果の評価・検討、活動手法の検討並びに研修等を実施する。

なお、関東・東海・神戸地区については、2ブロック合同会議を開催する。

3] 推進員講習会

推進員の活動をより円滑に実施するために、推進員が最新の環境関係法令等を理解し、積極的に啓発活動を行えるようにすると同時に、推進員の資質の向上を図るため、専門的な知識を有する管区海上保安本部の海上環境担当官を講師として開催する。

推進員講習会は、前記推進員連絡会議に併せて開催し、年間40支部で行う。

(4) 表彰の実施

海洋環境保全推進活動に係る功績の程度に応じて、海上保安官署の推薦により、つぎの表彰を実施する。

1] 会長表彰

海上保安協会会長は、海洋環境保全推進活動に係る功績が抜群であると認められる推進員等を表彰する。

表彰者数は、原則として、各地方本部1名とする。

2] 地方本部長表彰

海上保安協会地方本部長は、海洋環境保全推進活動に係る功績が多大であると認められる推進員等を表彰する。

 

 

 

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