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編集後記

 

○このたび開催の財団本部常任理事会で平成十三年度全国吟詠コンクール指定吟題が決定しましたので、お知らせいたします。

―平成十三年度全国吟詠コンクール指定吟題―

(※印は続絶句編)

●幼・少・青年の部

1] 九月十日 (菅原道真)

2] 九月十三夜陣中の作 (上杉謙信)

3] 桂林荘雑詠諸生に示す(その一) (広瀬淡窓)

4] 芙蓉楼にて辛漸を送る (王昌齢)

5] 折楊柳 (楊巨源)

6] 春夜(蘇軾)

7] ※甲斐の客中 (荻生徂徠)

8] ※偶成 (大鳥圭介)

9] ※独り敬亭山に坐す (李白)

10] ※間梅閣 (高啓)

●一般一・二・三部

1] 藤樹書院に過る (伊藤東涯)

2] 訣別 (梅田雲浜)

3] 獄中の作 (高杉晋作)

4] 出塞行 (王昌齢)

5] 秋浦の歌 (李白)

6] 秋思 (許澤)

7] ※鹿児島客中の作 (亀井南冥)

8] ※書懐 (篠原国幹)

9] ※重ねて楓橋に宿す (張継)

10] ※夏日悟空上人の院に題するの詩 (杜筍鶴)

 

○本年度の夏季吟道大学も社団法人全国モーターボート競走会連合会の本栖研修所をお借りするとともに同研修所の大学運営へのご協力を得て無事終了することができました。この本栖研修所は競艇選手、審判員及び検査員の養成訓練施設ですが、来年度からは養成訓練が福岡県山門郡大和町(やまとぐんやまとまち)に新しくできた「やまと競艇学校」に移転することになり、本栖湖での夏季吟道大学の開催が危ぶまれていましたが、研修施設としては残されることがわかりました。従来のようにはいかないと思いますが、引き続き、本栖研修所をお借りできるようお願いしていくことにしています。

(矢萩保三)

 

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水六訓

一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。

一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり

一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。

一、自から清く他の汚を洗い清濁併せ容るの糧あるは水なり。

一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。

一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化してもその性を失わざるは水なり。

水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。

笹川良一

 

 

 

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