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編集後記

 

○六月二十六日(月)笹川記念会館会議室で本年度初の東日本地区連絡協議会執行部会議が開催されました。会議の冒頭で四月二十八日に急逝された山本晃正財団理事(東日本地区連協副議長)と、六月二十日に自動車事故で急逝された石井心超財団評議員(少壮吟士会代表)のお二人に対して黙祷が捧げられました。

七月九日(日)、船の科学館で剣詩舞コンクール東日本地区大会が開催されましたが、早朝最初の演舞は、剣舞・幼年の部「従軍行」で、石井心超超少壮吟士の吟詠が場内に満ちあふれたのには、一瞬びっくりしました。また、前回までは審査委員長を務められていた山本晃正先生の姿はありませんが、お孫さんの詩舞青年の部演舞、剣舞一般二部に出場されたご高弟の無心の演舞を拝見し、この日、二人の急逝に思いをいたし、人は死んでも芸術は残るの感を深くし感激しました。

○六月二十二日(木)、下関で開催された競艇関連団体総務部長会議に出席し、翌二十三日、おりからグランドチャンピオン決定レース開催中の下関競艇場(下関市長府松小田東町)を見学しました。見学後、同市長府宮の内町にある乃木神社(表紙写真)を参詣しました。乃木神社は、東京都港区赤坂の旧乃木邸の隣地に創建された社(やしろ)のほか、乃木将軍が幼少、青年期を過ごし文武を修めたこの地、そして、晩年一時休職し農耕生活を送った栃木県那須郡西那須野町の地の全国三箇所にあります。

○六月二十五日(日)、川崎市教育文化会館大ホールで開催された財団顧問・横山岳精先生の吟道六十五周年を記念する岳精流日本吟院全国吟道大会に出席しました。二千名収容の会場が終始満席のうえ、宗家と会員の皆さんの心が一体となった大会の進行に感動しました。大会式典で財団青少年育成基金寄付金(五〇万円)を頂戴しました。横山岳精先生からは二度目のご寄付になります。厚くお礼申し上げます。

(矢萩保三)

 

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水六訓

一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。

一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。

一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。

一、自から清く他の汚を洗い清濁併せ容るの糧あるは水なり。

一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。

一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化してもその性を失わざるは水なり。

水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。

笹川良一

 

 

 

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