編集後記
誤字の訂正とお詫び
本誌四月号の「第二十八回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会」記事中(四頁本文二行目)、「河田神泉会長が財団を代表して挨拶を…」とありましたが、正しくは「河田神泉副会長」の誤りでした。
また、同記事中(五頁本文下段後から五行目)、「高群華要専務理事」は、「高群華要常任理事」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。
○子供の頃、麦畑の草抜き(雑草取り)を手伝わされたことがあります。二、三日して畑へ行きますと、私の担当した畑のあちこちから雑草の新芽が伸びだしています。「おまえの草抜きは早いけれども根が抜けてないからこういうことだ」と祖母によく怒られたものです。雑草はしっかり根を張っていますから、うまく抜かないと、すぐに根もとで切れてしまうのです。腰を入れてまっすぐに抜くのがこつです。「急がないでもいいから丁寧に抜くように」が祖母の口癖でした。月刊誌の校正、誤植さがしは、この草抜き作業を思い出させます。祖母の言葉を思い出し、反省しきりです。
○草抜きといえば、青山墓地にある元田永孚(ながざね)のお墓を掃除した東京・港区の有志の方々のお話を本誌で二度ほど紹介しましたが、先日元田永孚の曾孫にあたる元田靖彦、孚子(たかこ)夫妻より丁寧な礼状が届いたという知らせがありました。お彼岸の中日に久しぶりに墓参されたようで、きれいになった墓地にたいへん喜ばれたようです。 (矢萩保三)
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◆継続購読者から「契約期限はいつ切れるか」との問い合わせを度々戴きますので、4月号から郵送封筒に契約最終月を表示しました。宛名ラベルの末尾( )内に4桁の数字があり、始めの2字が西暦年の下2桁、次の2字が月を表しています。「0005」は2000年5月、「0112」は2001年12月がそれぞれ最終月となります。これを参考に継続手続きをお早めにお済ませください。
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水六訓
一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。
一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。
一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。
一、自から清く他の汚を洗い清濁併せ容るの糧あるは水なり。
一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。
一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霞霰と化してもその性を失わざるは水なり。
水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。
笹川良一