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編集後記

 

○四月二十九日が「昭和の日」に、五月四日が「みどりの日」に改めるという祝日法改正案が今国会に提出され、来年度実施をめざすという新聞発表を目にし、この「昭和の日」制定運動に参加した一人としてたいへん喜んでいます。かつて、七月二十日の「海の記念日」を祝日「海の日」にするにあたっては、海事思想の普及を標傍する日本財団(日本船舶振興会)関係団体の一員として、吟剣詩舞の先生方にも署名運動にご参加をお願いしたことがありましたが、「昭和の日」制定の推進運動には、構えた働きかけはしませんでした。しかし、個人としては、ぜひともという気持からこの運動に参加していましたが、その後、何年もが過ぎ、あきらめかけていたときに、突然、この朗報に接することができ、感慨無量です。

○今年の九月十五日(金・敬老の日)に開催される平成十二年度全国吟詠コンクール決勝大会の会場が東京・三田の笹川記念会館国際ホールに変更されました。近年の全国吟詠コンクール決勝大会の開催は、近畿地区(兵庫県)と中部地区(愛知県)が毎年交代で実施してきましたが、他の全国コンクール決勝大会(少壮、剣詩舞及び群舞コンクール)と同じように毎年、東京で開催して欲しいという要望が多く寄せられるところから、このたび財団本部常任理事会で変更を決定したものです。本誌二月号で発表した平成十二年度財団本部行事予定では、尼崎市総合文化センターでの開催となっていますが、これが笹川記念会館に変更になりましたので、お知らせいたします。(矢萩保三)

 

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水六訓

一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。

一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。

一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。

一、自から清く他の汚を洗い清濁併せ容るの糧あるは水なり。

一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。

一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化してもその性を失わざるは水なり。

水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。

笹川良一

 

 

 

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