三、沖縄舞踊の鑑賞とその振付について
舞踊家 榊原喜与子(静弦)先生
【沖縄舞踊】沖縄県に伝承されている舞踊。琉球舞踊。三味線(三線(さんしん))・筝(そう)・胡弓(こきゅう)・笛・太鼓などの伴奏で演じられる。舞台での舞踊と、野外での各種の民族舞踊がある。 <講談杜「日本語大辞典」より>
(一) かぎやで風
<舞> 榊原喜与子(静弦) 粉川敬心
解説 御前風の中の一曲が、かぎやで風の踊りです。祝儀舞踊として祝宴の一番はじめに踊ります。
(二) 谷茶前(タンチャメ)
<舞> 佐藤鱚静 木谷与静
解説 谷茶前は沖縄載島のちょうど真中のあたる漁村で、その村の前の浜での日常的に繰り広げられる生活を描いた踊りです。二人の男女で踊ります。
(三) 長刀(なじなた)
<舞> 宇田川妃典静
解説 琉球の武の舞として、長刀は戦いで使い、また、カジマヤーの時には長刀を持って、祝の踊りとして使います。
(四) 花
<舞> 榊原朋与
解説 創作舞踊として貫花(ぬちばな)と扇を持って踊ります。
(メモ)