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村は、UIターンについて、人口、労働力の確保の観点から、「慎重に」とはいいながらかなり積極的に取り組んでいる。平成8年2月、国土庁主催の「ふるさと探しフェア」に参加し、見学ツアーを実施(参加者のうち、1組の4人家族と2名の若者が永住することとなったとのことである。―村広報H8.3.31による。)した実績もあり、役場に相談窓口を設置、パンフレット、ガイドブック等の配付をしている。UIターン者の勤務先は、1]会社、2]第3セクターを含む公的機関、3]農林漁業、4]食堂、リサイクルショップ等の自営業の順だが、1]、2]について、主な事業所別にあげると、表5のようになる。

 

表5 UIターン者の就職先

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南信濃村は、平成10年度決算によると、財政力指数は0,185と低いが、財政規模35億円のうち14億円余を過疎対策事業費に充てている。(同村の平成12〜16年度の過疎地域自立促進計画「みんな元気に しあわせ創造 南信濃」表1-2(1)村財政の状況による。)

若者定住対策についても、以下のように、多彩な制度を設けている(若者等定住促進条例)。

(結婚祝金)

結婚前に三年以上村内に居住(片方でもよい。)し、永住の意思があり、年齢40歳未満 1組 20万円

(結婚縁組奨励金)

結婚祝金の対象者の仲介者 1組 30万円

(出産祝金・育児手当)

第1子 5万円、第2子 15万円、第3子以上 30万円、育児手当 月額3千円、1年間

(高校入学祝金) 保護者の永住の意思が要件1人5万円

(高校通学バス補助金) 通学バス運賃の3割

(通勤助成金)

村内に居住し、永住の意思があり、通勤距離が片道20km以上10円×通勤距離×通勤月数×22日

 

 

 

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