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6.2 採水によるクロロフィルaの測定

1) 採水日時 平成12年11月16日

2) 採水場所 前述のクロロフィルセンサーの観測点で海面下100mの海水を採水

3) 測定機関 (財)沖縄県環境科学センター

4) 測定方法 海洋観測指針(気象庁編)の抽出蛍光法により行った。

 

表2-32 クロロフイルaの測定

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6.3 海ヤカラ1号海上ブイの付着生物

次頁の写真2-7は、平成12年1月23日に撮影した海ヤカラ1号である。海上ブイに多くの付着生物(イガイ科の貝類)が見られる。

写真2-8は、同じく平成13年2月22日に撮影した海ヤカラ1号である。多量の藻が付着している。連続5ヶ月に渡り設置稼働した海ヤカラ1号は初めてであるが、波力により深度600mと1400mの深層水を自己噴水した結果であると見られる。

NEDOの即効型地域コンソーシアム研究開発事業により(財)亜熱帯総合研究所が平成11年7月8日に現海ヤカラ1号設置海域の東方約10kmに設置した海ヤカラ2000は、現状の海ヤカラ1号の様な貝、多量の藻の付着は平成12年11月16日段階でも見られない。なお、同装置は平成12年3月の段階で取水管が撤去されている。

 

 

 

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