2000年5月30日のSeaWiFSデータから得られた宮城・岩手県沿岸におけるクロロフィルa濃度画像を図aに示す。これは宇宙観測事業団・地球観測データ研究センターホームページより得たものである。沖合の異なる水塊分布がクロロフィル濃度の変化として描き出されている。図aの四角で囲まれた領域で拡大画像(図b)では、石巻湾の細かな水塊分布が見てとれる。これらの画像から数km以上のスケールの局地的な高クロロフィル濃度水塊が識別可能であることがわかる。(データの提供はNASA/GSFC、ORBIMAGE、TRIC/TSIC、NASDA/EORCの協力による)