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2. 園庭開放日:毎週火曜日(10:00〜12:00)。

 

3. 開放日の概略の流れ

(1) 10:00→逐次来園。

(2) 備え付けの名簿に必要事項を記入(記入したくない人は氏名のみ)。

・住所

・氏名

・年齢

・電話番号

・自由ノートに感想等を記入

(3) 名札に子どもの名前を書いて胸につける(保育者や他のお母さんが名前を呼んであげられるように)。

(4) 園庭の遊具や用具類を自由に使ってあそぶ。

(5) 絵本の読みきかせ、指あそび、紙芝居、折紙、その他(保育士3名専従)。

(6) おやつ…園庭でジュース・牛乳・クッキー・園のおやつなどを食べる(大人にはコーヒー・紅茶・お茶などをサービス)。

(7) 降園:12:00〜12:30

 

4. 育児相談:子どもたちが遊んでいる間に、お母さんと保育者が自由に子育て談義や相談をする。

この園庭開放の際には、さまざまな子育て上の悩みが、さりげない話題としてお母さん方の中で語られ、他人の話しを聞きながら、自己解決してゆく人もいますし、情報交換の場にして、子育てに役立てている人もおられます。

あるいは、保育者の子どもとのかかわり方を見ながら、自ら反省し、参考にしながら、子育てを楽しいものにしようと努力する人もいます。

以下、園庭開放の場で得られた、育児相談のケースの中からさまざまな事例をとりあげ、お話ししようと思います。

地域の中において、ますます孤立感を強める子育て中のお母さん方に対して、保育所(園)がどのようにかかわるかということは、今後の大きな課題となってまいります。

そのことについても触れてみたいと思います。

簡単に園庭開放といいますが、それ以前に「立ち寄ってみたくなる、魅力ある園づくり」という前提条件が横たわっています。それらの問題を、どのように創意工夫をこらしながら解決してゆくかということについて、スライドを利用しながら、お話ししようと思います。

 

 

 

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