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提案要旨

地域の子育て支援

堀田芳子(武蔵村山市・高原福祉会子育て支援センター専任保育士)

 

保育園に30年間勤めたこと、3人の子育てをしたというだけの私がどれほど地域の若いお母さん方の子育て支援が出来るのか?

お隣のおばさんをやっています。

園庭開放に見える親子は天候にも左右され、多い時で30組を越えることもあり、園児たちの中での安全を見守ることで一杯になってしまいます。そんな時には、お母さん方も落ち着いて私たちに声を掛けられないようですが、一緒にその子を見守ったり、遊んだりしている時間が持てると気になっている思いが言葉になってくるようです。

 

育児相談室

話を伺いながらいつも感じることは、今のお母さん方はさまざまな情報源も持ち、話し合う友達も持ち、お子さんのこともよく見ていて、知識も豊富な方が多い。

*話したい、聞いてもらう、認めてもらいたいという安心感が欲しい

*あれこれと考え、やってみたが

*自分でわかっていてもお母さんがついイライラしてしまう

*だれかに「  」と言われた

 

電話相談よりも面談というより、立ち話が多くなります。「ちょっと聞いてみたい」というような話が多いのですが、お子さんの問題にもよく考えれば、いわれれば心当たりがあり、解決方法も自分で何となくわかっていくようです。

*穏やかにじっくり話せるような雰囲気づくり、落ち着いて聞くこと

*親を困らせ、悩ませるさまざまな姿を通訳することや大人としての受け止め方など

 

 

 

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