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◆ヘルスプロモーションとは

・人々が自らの健康をコントロールし、改善することができるようにするプロセス

◆究極の目的

・すべての人々があらゆる生活舞台−労働・学習・余暇そして愛の巣−で健康を享受できる公平な社会の創造にある

・健康は「日常生活がうまくいっていること・元気なこと・遊べること・仕事ができること・家庭円満・幸せなこと」を表しており、単に「病気のない状態」ではないという視点に立っている

◆2つの柱

1] 個人が健康を増進する能力を備えること

2] 個人を取り巻く環境を健康に資するように改善すること

◆健康とは生きる目的ではなく、生活の資源である

◆「think grobal and act locally」

 

III.保健婦の役割

1] 活動の場

・最もその人の生活に近いところ(地域・学校・職場)

2] 活動の目的

・その人がその人らしく、あたりまえに生活できることを支援する

・自分のことは自分で、またお互い同士で解決することを支援する

・自分の人生を自分で管理し、決定することを支援する

3] 活動の対象

・地域に生活する全ての人々(あらゆる健康レベル)とその地域全体

4] 活動の姿勢

・対象者の合意と納得

・自らのケアプランヘの参画

・潜在化したニーズを見逃さない(虐待)

・人々の健康を阻害する社会的・物理的環境要因に関心を払う

5] 活動の方法

 

 

 

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