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第2章 アンケート調査

 

2.1 アンケート調査の目的

世界の島しょ国及び沿岸国、並びに国内の海洋関係機関と海洋事業関係者が、自国または自機関(事業者)における海洋観測の現状と今後の課題についてどのような意識や考えを持っているかを調査することを目的として行う。

また同時にArgo計画を説明し、当該計画に対する協力、支援の可能性に関する意見を調査することも付随した目的である。

 

2.2 アンケート調査の内容

アンケートの内容は、海外と国内はほぼ同様の内容であり、以下の項目から成り立っている。

1.機関名、連絡先

2.今後の自然災害

(1) 増加が懸念される自然災害

(2) 増加が懸念される自然災害の原因

3. 気候予測の必要性と海洋観測

(1) 気候予測の必要性

(2) 気候予測における海洋観測データの必要性

(3) 海洋観測の現状

4. 海洋観測における国際協力

(1) 国際協力について

(2) Argo計画について

付録-2に送付したアンケート原文(海外向け、国内向け)を示す。

アンケート調査の内容を検討する際に、気候予測やArgo計画に関する文献調査を行った。対象とした文献は以下の通りである。

1] 異常気象レポート'99、気象庁、1999.

2] 21世紀型海洋自動観測システムの最適設計に関する調査成果報告書、(財)日本海洋科学振興財団、2000.

3] 気候変動監視レポート、気象庁、1999.

4] 地球温暖化予測情報第1巻、気象庁、1997.

5] 気候講演会(I)地球温暖化の社会・経済への影響と防止対策、村上勝人、2000.

6] 気候講演会(II)地球温暖化の社会・経済への影響と防止対策、相良邦夫、2000.

7] Data Book of SEA-LEVEL RISE、Nobuo Mimura、1996.

8] 地球温暖化の沿岸影響、渡辺晃、1994.

これらの文献の要約を付録-3に示す。

 

 

 

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