(3) 全データによる検証 次いで、全データを用いて解析を行ったが、各経験式によりr0の値が異なること、さらに台風の中心気圧もまちまちであることから、同一図面にプロットできない。そこで、各経験式毎に図4.1に示した無次元化を行い、プロットしてみたのが図4.4及び図4.5である。また、経験式との差の平均値とRMSEを示したのが表4.1である。
(3) 全データによる検証
次いで、全データを用いて解析を行ったが、各経験式によりr0の値が異なること、さらに台風の中心気圧もまちまちであることから、同一図面にプロットできない。そこで、各経験式毎に図4.1に示した無次元化を行い、プロットしてみたのが図4.4及び図4.5である。また、経験式との差の平均値とRMSEを示したのが表4.1である。
表4.1 各経験式の平均値及びRMSE
これらのことから、Bjerknesの経験式は気圧を高めに推定する傾向があることが分かる。また、Takahashi、Fujita及びSchloemerの経験式は何れも同程度の精度で観測値を表しているものと思われる。
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