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単位面積当たりの負荷量の計算結果を図-4.7に示す。単位面積当たりの負荷量は全試料で0.54〜20pg-TEQ/cm2/年の範囲であり、環境庁の調査結果(0.35〜32pg-TEQ/cm2/年)と同程度の範囲であった。また、単位面積当たりの経年的な負荷量は濃度の変化と同様であった。

単位面積当たりの負荷量から、東京湾(富津岬、観音崎を結ぶ線以北)底泥へのダイオキシン類流入量を図-4.8に示す。ダイオキシン類流入量は、実測濃度で27,000〜78,000g/年、毒性等量で15〜94g-TEQ/年の範囲であった。ダイオキシン類流入量は、1970年頃ピークとなり、その後、減少する傾向がみられ、経年変化は濃度及び負荷量と同様であった。

 

 

 

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