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草の根国際交流支援事業

「小さくとも魅力あふれるまちづくり〜水と花のあるまちづくり〜」国際タウンミーティングを黒部市で実施しました。

 

草の根国際交流支援事業は、日本と海外の地域住民がそれぞれの地域文化のふれあいを通じて相互理解を深めるとともに、地域の活性化を図ることを目的として、現在、「別府ONSEN文化国際交流事業」(平成10年度に選定)と「黒部まちづくり国際交流事業」(平成11年度に選定)の2事業について支援事業を実施しています。

今回の「小さくとも魅力あふれるまちづくり〜水と花のあるまちづくり〜」国際タウンミーティングは、わずか数万の人口ながらも個性的な文化と自立した経済によって「水と花」のまちづくりに成功し、「魅力あふれるまち」として多くの観光客を迎えている、オランダ:スネーク市、スペイン:ビゴ市、ドイツ:ウルム市、イギリス:ケンダル市の4都市から4名の代表を4月13日から18日まで招請して実施した「黒部まちづくり国際交流事業」のメインイベントとして、4月15日、黒部市コラーレ・マルチホールで実施しました。

このミーティングでは、各ゲストから「市民にとって住みよい町は観光客にとっても快適な町である」、「市民自ら自分の町を知ることが大切」、「公共の利益という観点について、忍耐強い話し合いこそ重要」、「黒部は自然景観、施設等、観光地として多くの魅力が備わっている」等の提言や指摘等があり、市民との活発な意見交換が行われました。

 

なお、今後、「黒部まちづくり国際交流事業」は、11月上旬、今回の交流で招請した都市のうち、オランダ:スネーク市、ドイツ:ウルム市の2都市を訪れて、それぞれのまちづくりの成功例について研修するとともに、黒部についてプレゼンテーションを行う等の交流会を行う、また、「別府ONSEN文化国際交流事業」は、11月下旬、「温泉と美容」をテーマに、講師を招聘して関係業者、医師、市民との交流会を行う予定です。

 

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タウンミーティングで熱心に語り合う参加者たち

 

新役員のご紹介

 

当財団は、平成12年6月12日、第11回評議員会及び第17回理事会を開催し、平成11年度事業報告及び収支決算報告並びに平成12年度事業計画及び収支予算について審議・決定するとともに、理事の一部改選を行いました。

○新任(敬称略)

浅野勇 全国市長会副会長、岐阜市長

梅原利之 四国旅客鉄道(株)代表取締役社長

大塚陸毅 東日本旅客鉄道(株)代表取締役社長

木村守男 全国知事会建設・運輸調査委員会委員、青森県知事

藤野慎吾 (社)日本港湾協会会長

向山秀昭 国際観光振興会会長

土橋士郎 交通エコロジー・モビリティ財団

増田隆 交通エコロジー・モビリティ財団

○退任(敬称略)

井山嗣夫、岡田明重、田中浩二、寺島清、野邑紘和、松田昌士

 

 

 

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