VII 参考資料
○アメリカ合衆国1986年航空業者アスセス法(=1958年連邦航空法に障害者に対する差別の禁止が航空業者にも当てはめられるべき事を規定する修正を加えるための法律)の大まかな要約
1. 障害者に対する差別の禁止の一般原則
航空業者は、航空輸送の提供に当たって、有資格の障害者をその障害を理由として差別してはならない。
障害者に対して、乗客によって依頼されることのない特別のサービスを受け入れいるように求めること
障害者に利用可能な別個或いは異なったサービスが存在している場合であっても、他の人に利用可能なあらゆる航空輸送或いはその関連サービスから障害者を除外したり、障害者に対してその利益を否定すること
2. 航空機のアクセシビリティー
移動可能な肘掛
30座席以上の航空機には、通路側座席の少なくとも半分
但し例外あり
折り畳み式車いすの収納スペース
100座席以上の航空機には、優先収納スペースの設置
アクセシブルなトイレ
1つ以上のトイレ通路がある航空機には、少なくとも1つ以上アクセシブルで、プライバシーを保障するトイレの設置
備え付け車いすその1
アクセシブルなトイレのある60座席以上の航空機には、備え付けの車いすを1台用意
備え付け車いすその2
インアクセシブルなトイレ使用可能な障害者から、事前の請求があった場合、座席60以上の航空機のフライトに関しては、移動可能な車いすを用意