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II 航空機利用に関する問題と求められる対応

 

1. 航空機利用に関する具体的な問題事例

 

事前予約

プライオリティセンター等への登録の要請。

応対に問題。

 

当日受付

障害名の問い合わせ、診断書。

毀損の際の賠償額限定承認の署名要請。

搭乗時間の指定。

電動車いすに関するバッテリー取り外しの問題。

 

車いす乗り換え

受付場所にて乗り換えが原則。

車いすでの安全性の問題。

空き時間の行動の自由。

シップサイドでの乗り換えは言わないとしない。

到着の場合、自分の車いすが届くまで待たされる。

 

搭乗人員

人数制限の合理性。

付添がある場合と、ない場合での人数制限に格差を設けることの合理性。

どういう順番で人数制限をするのかの基準無し。

 

搭乗拒否

障害者というだけで搭乗拒否できる約款規定の存在。

親が車いすの場合、子供を同乗することは出来ない。

 

座席指定

車いすは横に並んで座れない(新婚旅行の夫婦であっても)。

窓側指定、通路側指定選択権の問題。

2階席や非常口には、座席指定を拒否。

 

可動肘掛

可動肘掛が少ない。あっても動かし方を知らない。

 

アイルチェアー

搭乗中、国内便ではアイルチェアーを積み込んでいないのでトイレまで行けない。

 

トイレ

障害者用といっても狭い。

 

PBL

PBLが存在する空港が限られている。

 

 

 

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