(2) オペアンプ(演算増幅); オペアンプは図2・2に示すような2つの入力と1つの出力を持つ増幅器で2個のトランジスタの組合せなどで構成される。安定した増幅度、高い入力インピーダンスZiと低い出力インピーダンスZOとなりコンピュータの演算回路やセンサー回路等に広く利用されている。2つの入力の差の電圧を増幅するので差動増幅器とも呼ばれる。
(2) オペアンプ(演算増幅);
オペアンプは図2・2に示すような2つの入力と1つの出力を持つ増幅器で2個のトランジスタの組合せなどで構成される。安定した増幅度、高い入力インピーダンスZiと低い出力インピーダンスZOとなりコンピュータの演算回路やセンサー回路等に広く利用されている。2つの入力の差の電圧を増幅するので差動増幅器とも呼ばれる。
図2・2 オペアンプの記号と回路
オペアンプの出力V0は増幅度Gから V0=G (V2-V1) (2・3) となる。増幅度Gを105以上大きくすると出力V0がある値となるためにはG=∞と置くとV0=∞×0となる必要があるので入力電圧は0となり V2-V1=0 より V1=V2 (2・4) となり入力1]と2]の電圧が等しくなる。また、入力インピーダンスZiが非常に大きいので入力電流は0となる。この特性により種々の演算回路が構成できる。
オペアンプの出力V0は増幅度Gから
V0=G (V2-V1) (2・3)
となる。増幅度Gを105以上大きくすると出力V0がある値となるためにはG=∞と置くとV0=∞×0となる必要があるので入力電圧は0となり
V2-V1=0 より V1=V2 (2・4)
となり入力1]と2]の電圧が等しくなる。また、入力インピーダンスZiが非常に大きいので入力電流は0となる。この特性により種々の演算回路が構成できる。
前ページ 目次へ 次ページ