また、レーダー空中線部はレーダーマストの上に設置されるので、ケーブルも暴露部に布設され、かつ、甲板や隔壁を貫通しなければならないので水密を要する布設工事を伴うことになる。 レーダー用ケーブルの本数は、そのレーダーを構成するユニット数によって相違し、レーダーメーカーや型式によっても異なるし、最長布設距離が限定される場合もあるので注意を要する。一般的なレーダーの構成と接続ケーブルの例を図2・17及び図2・18に示す。
また、レーダー空中線部はレーダーマストの上に設置されるので、ケーブルも暴露部に布設され、かつ、甲板や隔壁を貫通しなければならないので水密を要する布設工事を伴うことになる。
レーダー用ケーブルの本数は、そのレーダーを構成するユニット数によって相違し、レーダーメーカーや型式によっても異なるし、最長布設距離が限定される場合もあるので注意を要する。一般的なレーダーの構成と接続ケーブルの例を図2・17及び図2・18に示す。
図2・17 2ユニット構成レーダー
図2・18 3ユニット構成レーダー
(備考)1. 2ユニット構成レーダーは、中小船舶に用いられる場合が多く、中型、大型船舶や国際航海に従事する船舶等は、3ユニット構成レーダーが標準的である。 2. 電源部は、電動発動機か半導体化電源ユニットで、船内電源に応じて、更に変圧器や整流器が必要な場合もある。また、電源部の全くない場合もある。 3. ログ信号ケーブルは、自動衝突予防援助装置や真運動指示装置を有するレーダーの場合に必要となる。
(備考)1. 2ユニット構成レーダーは、中小船舶に用いられる場合が多く、中型、大型船舶や国際航海に従事する船舶等は、3ユニット構成レーダーが標準的である。
2. 電源部は、電動発動機か半導体化電源ユニットで、船内電源に応じて、更に変圧器や整流器が必要な場合もある。また、電源部の全くない場合もある。
3. ログ信号ケーブルは、自動衝突予防援助装置や真運動指示装置を有するレーダーの場合に必要となる。
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