[注意]
(a) 巻線形では二次端子を短絡して行う。
(b) 二次電力計の読みから力率は次の式で求める。

ただし、力率が50%以下の時は一方の電力計の読みは負の値となることに注意。
この値と入力・電圧・電流から求めた力率が合致していることを確かめる。少くとも両者から算出した力率の差は後者の10%以下のこと。
(c) 電流の大きい電動機を試験する時、VTから電動機まで線路が長いと、電圧降下が無視できないのでVTを電動機端子に接続すること。
(d) 巻線形電動機では回転子の位置によってインピーダンス電圧の値が多少変るので(±3〜5%ぐらい)、平均値を示す位置で行うこと。
図2.40は回転子位置による拘束電圧の変化の一例を示す。
(e) 拘束したまま電流を通すので巻線が加熱するから迅速に行うこと。
(f) この試験で電流が不平衡な場合は、巻線のつなぎ違い、接続部のろう付不良、層間短絡などが考えられる。