(e) 負荷力率を1.0以外の任意の力率(一般に遅れ90〜80%)で運転するときは、水抵抗とともに可変リアクトル又は同期電動機を使う。同期電動機(交流発電機でよい)を使うときは、2・2・8の図2・12のように接続し、界磁電流を調整して力率を変化させる。最大遅れ容量Qは、励磁電流を零にしたときで次の値となる。

P;定格出力[kVA]、S;短絡比 E′/E:使用電圧と定格電圧の比 σ:飽和係数
なお、さらに励磁電流の極性を変えて励磁すると10〜20%くらい容量を増すことができる。
2・1・7 復習問題(2)
(1) 試験・検査に適用される規則、規格などはどんなものがあるか述べよ。
(2) 試験を行った際の感電に対する安全対策を5つ挙げよ。
(3) 発電機などの負荷試験に水抵抗がよく使用されるが、その際の電極面の電流密度はどの位とればよいか。
(4) 発電機の負荷試験で負荷力率を1.0以外の任意の力率をとるには如何なる方法があるか。
2・2 交流発電機
船用の交流発電機はすべて同期発電機が使用されているので、ここでは同期発電機の製造工場における試験・検査について述べる。