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(注) 電路をガーダ、ウエプビームなどの下に設ける場合できるだけこれらの構造物に取付けるようにし、甲板裏に直接溶接することを避けるようにする。

図3.13 電路吊り脚の取付け例(2)

 

(4) 取外し式電路

甲板又は隔壁貫通金物を取付けた側の電路は、ケーブル布設作業時のケーブル導入、ケーブルさばき、防水工事などを容易にするため、取外し式とする。また、壁付2段電路の反壁側の電路は、取外し可能なねじ止めとする。

 

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図3.14 取外し式電路の例

 

(5) 2段式電路

ケーブルの布設本数が多く、しかも、布設スペースが狭い場合は、2段式電路とする。この場合、上下電路の間隔は約100mm、上下電路のシフトは50mm以上とする。

 

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図3.15 2段式電路の例

 

 

 

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