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2.8.2 接地金物

1] L型ピース(ねじ及びナットで接地導体を接続する)

2] ボルト(直接船体に溶接し、接地導体を接続する)

3] 丸型ピース(ねじ切りを行いねじなどで接地導体を接続する)

 

2.9 ボルト、ナット及び小ねじ

2.9.1 電路布設、機器取付けに使用するボルト、ナット及び小ねじは、次表による。

 

表2.18 ボルト、ナット、ねじのJIS規格

028-1.gif

 

2.9.2 座金

下記の座金を適当に使用し、船体の振動及び機械の運転により取付けに緩みを生じないようにする。

(1) 平座金

ナット、ボルト、小ねじ類の座面と取付部の間に入れて支圧面を大にし、すわりをよくする。

(2) 舌付き座金

六角ボルト、ナットの回止めに使用し、丸い座金の外周の一部が舌状に突き出した部分を、折曲げて回り止めとする。舌が2枚あるものは、両舌付座金という。

(3) つめ付座金

丸い座金の外周の一部を切り開き、その部分を折曲げて回り止めとする。

(4) ばね座金(スプリングワッシャ)

ばね鋼などで作り、ばねの力で回止めとする。

(5) 歯付き座金

座金の下面が歯形をしており歯の力で回り止めとする。

 

 

 

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