日本財団 図書館


2.3 ケーブル固定用材料

2.3.1 ケーブル押えバンド

ケーブルを固定するのに使われる。船用電線帯金(黄銅の帯状のもの)を所要の長さに切断し、形打ち、止めねじ穴の穴あけ加工したものを使用する。バンドの種類は、0号から5号まであり、ケーブルの本数によって使い分けるが、本数が多くなると、形打ちなどの加工工数が多くかかるので、最近特殊な場合を除き、使用されていない。

 

013-1.gif

図2.2 ケーブル押えバンド

 

2.3.2 ケーブル巻バンド

軟鋼又はSUS(ステンレス)のテープ状のもので、ケーブルを固定するにの使用する。あらかじめ所定の長さに切断し、ケーブル群に巻付け、止め金具(バンドバックル)と工具により締付け、巻止めを行い、余長を切断して体裁を整える。電線馬、ハンガによる布設に使用される。

 

表2.4 巻バンドの材質及び寸法等

013-2.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION