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わが町

 

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「観世音寺 梵鐘(国宝)」

今も残る日本最古の梵鐘は国宝で、環境庁が募集した残したい《日本の音風景100選》にも選ばれた。

 

古代と近代のまち筑紫野太宰府

 

当消防組合は福岡都市圏の南部に位置し、個性的で魅力ある都市の実現に向けて「心つくしの里づくり」を掲げる筑紫野市と「まほろばの里づくり」を推進する太宰府市の二市で構成されております。

都市的近代性と古い歴史的な香り高い風土を併わせ持つ両市は、古代の文化の名残りが色濃く、九州最古の寺武蔵寺、菅原道真公を祭神とし学問の神様で知られる太宰府天満宮、一三〇〇年前九州の政治・経済を司どった太宰府政庁の跡、天智天皇ゆかりの観世音寺等多数の遺産が残る当地に、今回全国で四ヶ所目の九州国立博物館の設置も決定し、アジアとの文化の交流への影響は多大なものになると期待されております。

また中世から長崎街道などの街道が発達したこの地は、周囲の地形上管内には九州自動車道をはじめJR線二本、私鉄線二本、国道三本等が走る九州の交通の要衝地となっております。

特に九州自動車道には太宰府IC、筑紫野ICを有し、更に太宰府ICが福岡都市高速道路と直結したことにより周辺の交通網は飛躍的に整備されており、このような事情から管内はベッドタウン化し、人口一六万人の街となっております。

当消防本部は昭和四五年に組合となり(昭和四一年からは筑紫野町単独)現在一本部二署一所、職員一二一名が五八〇名の団員と共に一一七・三一平方キロメートルの圏域の市民生活を守っております。

 

筑紫野太宰府消防組合消防本部

消防長 小川澄人

 

 

 

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