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3] 修繕船管理システムについて

前回委員会審議における標準仕様書の体系・編成要領の追加及び実務担当者の意見を取入れて追加、修正を行った。

(1) エクセル画面による任意見積、落成書作成方式の追加

極端な表現をすれば、エクセルシート上に自己流に何でも記入できる方式を加えた。その中でも、標準仕様書の取込は可能とした。この自由エクセルシート上に、実績船データを組入れるときには、エクセル機能を使うこととした。

自由記入シートではあるが、一度この書式で保存すれば、現システムの実績調査、実績の流用、落成書作成などのシステム利用は可能になる。

(2) 標準仕様書の任意編纂

一般標準仕様書を自社の作業管理都合に合わせて任意編纂する方法を加えた。

一般標準仕様書は標準工数、タリフ、標準材料外注費等を記入する場合に有効なので改良を加えながら残しておく。

(3) 材料外注費の入力等の強化

実績の入力、標準仕様書への取込、見積への詳細記入の方法を加えた。項目が多量にあるときはエクセルを開いて記入する方法も追加した。

(4) 実績データ取込方法の強化

一時に多くの実績を記入できるように、エクセルを開いて記入する方法も追加した。また、この本画面(エクセルではない)で材料外注費の実績も記入するようにした。

(5) 見積書、落成書の書式への会社名等の任意記入

自動的にデータが記載される部分以外に会社名等が自由に記載できるようにワークシートを用意した。

杉原委員長より、標準化の元々の狙いは

1] 船会社の多くは自社仕様書にこだわりはないので、修繕ドックの都合の良いフォームに統一させてもらおうということ

2] 自社仕様書に固執する船会社も当然あるがその分は個別対応すること

3] 大多数が統一されれば大きな工数低減に結びつくこと

との総括があり、システムの内容とは別に政策的なアプローチが必要である旨付言された。

今後のステップとして

第1に、標準仕様書を確立する(デファクトスタンダード化)。

第2に、標準仕様書を2段階に分け、管理レベルの高い会社向けとそうでない会社向けに対応する。

さらに検討事項としては仕様書に盛り込まれた文言の範囲を各社共通のものとすることが必要であるが、本件はかなりの困難が予想される。

 

 

 

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