6. 得られた知見、問題点
・ship_manufacturing_definitions UoF
旧文書(N708)では一品に展開された板部品や型部品の切断や曲げ加工に関する情報がエンティティーとして表現されていたが、これらが全て無くなった。これらの情報が設計段階(それも工作設計段階)でのモデルに製造に関する情報として表現されており、この情報から部品レベルの情報として生成できるように表現されている。
この変更の理由は部品レベルでの情報が本APのOUT OF SCOPEになった為である。
・structural_features UoF
機能的に異なる骨の短部の開先や板や骨の辺上の開先とコーナーカットや辺上のスロット及びスカラップ等の切欠(カット)とがエンティティー構成上も明確に別けられた。これにより、エンティティーの体系が分かりやすくなった。
・structural_parts UoF
旧文書(N708)では未定義であったProfile_cross_section以下にアングル材、バルブプレート等様々な断面形状の型鋼エンティティーが定義されており、実用上十分な表現能力を持っていると考えられる。
型鋼の捻り角度を表すtwistにより表現可能な捻りタイプは区間スムーズ捻りのみとなっている。しかし実際に考えられる捻りタイプとしては区間スムーズ捻りの他に、局部スムーズ捻り、局部ナックル捻りがあることから、twistの表現能力は不十分であると考えられる。
・class_approvals UoF
Profile_renewal_definition(4.2.213)の記述中、"rule_inertia"は"rule_thickness"とした方が適切である。
・weld UoF
Butt_groove_weld(4.2.22)とBeveled_groove_weld(4.2.17)との分類は曖昧に思われる。また、Butt_groove_Weldの説明図に明らかに不適切な例(隅肉溶接、ラップ溶接)が含まれている。
chemical cemposition(4.2.320.1)の記述中、"The chemical composition specifies the chemical composition of the wire electrode"は、"The chemical composition specifies the chemical composition of the weld filler material"とした方が適切である。