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4.3.26 パイプ継ぎ手(pipe fitting):パイプあるいは配管系(4.3.30参照)のほかの部品や機器(4.3.12参照)コネクタ(4.3.9参照)をつなげたり蓋をしたり、あるいはパイプの方向を変えたり枝分かれさせたりするために使われるプラントアイテム(4.3.32参照)

 

4.3.27 配管及び計器図(piping and instrumentation diagram):プラントアイテム(4.3.32参照)の機能的なつながり(4.3.8参照)や組立(4.3.2参照)、及び主なプラントアイテムの識別からなる、最小限の概略表現(4.3.40参照)

注) 配管及び計器図はプラントアイテムの機能的あるいは物理的(4.3.24参照)な部分も表している。

 

4.3.28 配管クラス:(piping class):共通の物理的(3.3.24参照)性質の集まりあるいは範囲よって定義された機能的(4.3.13参照)な性能、あるいはこれらの性質を持つ配管(4.3.25参照)、配管継ぎ手(4.3.26参照)及び弁の識別方法。

例)

・配管クラスはステンレス鋼、炭素鋼、鋳綱などといったのも含む

・配管クラスの物理的性質には直径、圧力、温度などがある

 

4.3.29 配管仕様書:(piping specification):配管系(4.3.10参照)の様々な面の定義。このような定義を記した文書や電子ファイルを参照するためにも使われる。

注) 配管仕様書に含まれている配管系の状況には、設計圧力、温度、配管に用いられる材料(4.3.10参照)、配管厚あるいはスケジュール、継ぎ手の型、バルブやフランジの型、バルブやフランジの圧力要求値、製造、試験、検査、清掃、据付時の要求事項、場合によっては地震時の要求事項などがある。

 

4.3.30 配管系:輸送機能を持ち、同じ集合あるいは設計図(4.3.11参照)の集合にしたがっていて、主にパイプ(4.3.25参照)、パイプ継ぎ手(4.3.26参照)、弁から構成されているプラントシステム(4.3.33参照

 

4.3.31 計画:品目に適用されたときには、設計されるあるいは予見される品目であることを示す、記述的形容詞

 

 

 

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