8. Issues解説
本解析作業の対象文書であるAP215 N821をはじめSTEPの規格文書は、各国の関係者に広く公開され評価を求めている。規格または文書の不具合、修正すべき個所等があればIssueとしてProject Leader、Project Editorに報告し検討/修正されることになる。
ShipAPの場合、Issueの管理をEMSAサーバのホームページ
(http://emsa.germanlloyd.de/issues)にて一括しておこなっており、誰もが自由にIssueを登録することが可能で、登録されたIssueは各APのWorkshopやSC4国際会議の場で議論されることになる。
図8-1にIssueのブランクフォームを示す。
AP215は2000年11月30日現在、102件のIssueが登録されており、内62件は解決済み(resolved issues)となっている。
本章では、調査対象文書N821がどのようなIssueを抱えているのか、今後N821からどのような点を修正されてAP215 CD-ISへと標準化されていくのかを知るために、40件のOpen Issuesに注目し解説を行うこととした。40件のOpen Issuesの中にはResolutionが決定しているIssueもある。
解説を行うにあたって、各Issuesの影響範囲とIssue内容に着目し表8-1に示す分類分けを独自に行った。以下、この分類毎にIssueの解説を行っていく。