情報は強力なツールであり、インターネットを利用すれば一層その力を増すので、このような会議を通じて、今後わが国の造船所をアップグレード、あるいは改善することができる。2002年の主催国を選んで欲しいとの要請がある。日本代表から指針を示して頂きたい。フィリピン代表、何かご提案があるのでは。
フィリピン
議長、APSEM2002を美しい国、インドネシアで開催するよう提案したいが。
日本
通例では2002年の主催国は、来年、2001年の会議で正式に決定される。参加各国からいろいろ要請があるに違いない。次回の会議までにお考え頂けば、次回に正式に決定できる。
議長
ご助言に感謝する。では日本から示された方針にしたがって、次の会議で決定するのがよいと思う。そこで皆様すべてに提案を考えて、国名を挙げて頂きたい。もちろん主催をご希望の国にも名乗り出て頂きたい。
インドネシア
友邦ビルマ、スリランカ、インド、パキスタンのことも思い出して頂きたい。比較的最近、この会議に出席があったと思うが。次回にはこれらの国々からも出席してもらいたい。
議長
それは非常にいい考えだ。次回に招待するかどうかは日本にお任せしたい。我々としては情報を提供して、出席することの利益と重要性を理解させたい。我々すべてが支援して、日本での次回の会議にはこれら諸国の出席を期待したい。また今回のペーパーすべてを今後の資料として、AMIMのウェブサイトに掲載することを参加各国にお許し頂きたい。
各国代表
異議なし。
議長
AMIMはこれで許可を得た。したがってペーパーはすべて、資料としてAMIMのウェブサイトに掲載される。ペーパーに改善なり追加情報を加えるご希望があれば、直接AMIM事務局にご連絡頂きたい。
結びのコメントで、議長はもう一度出席者全員に謝意を述べ、会議の成功に満足の意を表明した。
決議資料として、AMIMのウェブサイトに掲載
以下の決議が全会一致で採択された。
1. 年月を経る中で、APSEMはアジア太平洋全域の造船・舶用工業の専門家にとって、情報、アイディアを交換し、相互の協力を強化する有意義な場であることを実証した。この会議は今後も継続されなければならない。