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練習問題の解答

 

第1章

 

1.1. 外板構造(外板)

2. 甲板構造(甲板)

3. 船底構造(肋板)

4. 船首構造(船首材)

5. 船尾構造(船尾骨材)

6. 隔壁構造(隔壁)

 

2. 強度とは外力を受けて破損(材料が切断、亀裂、折曲りなどを起こすことと、板や形材が倒れたり、ヘタることを意味する)しないこと。

剛性とは構造の変形の少ないこと。つまり、ペコペコ・ブワブワ、シナヤカでないこと。強度が不足だと船こくが破壊し、剛性が不足だと軸心が狂ったり、ハッチカバーが納まらなくなる。

 

3. 一般貨物船、油タンカーなどで普通の大きさ、寸法比の普通の構造の船を対象として造られている。したがって、超大型船、とくに肥大な船、変わった貨物の専用船、などには構造規則そのままではあてはまらず、船体強度理論によって計算をしながら設計をする必要がある。

 

4. 船は海が相手で一たん海上に出れば荒れ狂う自然現象の中で頼りするものがない。つまり外力の程度がはっきりとつかめない。船体の安全、人命の安全が至上命令である。また一方、機関を用いて航行する、つまり動く、という点がことなっている。したがって頑丈であると同時に、なるべく軽量でなければならない。この両者を適合させねばならない。

 

5.1. 小型鋼船構造基準

2. 小型油タンカーの構造基準

3. 鋼製漁船構造基準

4. NK小型鋼船の船体構造および船体艤装

 

6. 日本工業規格(Japan Industrial Standard)

一般構造用圧延鋼材 2種 SS41

溶接構造用圧延鋼材 1種 SM41A、SM41B、SM41C

炭素鋼鍛鋼品 SF45

炭素鋼鋳鋼品 SC42

 

 

 

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